缶詰のSPAMといえば、日本でもスーパーで普通に買える身近な食材。沖縄料理には欠かせない存在としてもお馴染みですよね。でも、SPAMに博物館があることはご存知でしたか?
場所はミネソタ州オースティンという小さな街。SPAMを製造するホーメルフーズの本拠地です。正直「缶詰の博物館ってどうなの?」と半信半疑で訪れたのですが、入場した瞬間に「えっ、これ本当に無料?」と思わず声が出てしまいました。
黄色と青のポップなインテリア、充実した歴史展示、世界各国のSPAM愛が伝わるコーナー、そしてSPAMオリジナルグッズが揃ったギフトショップまで、期待をはるかに上回るクオリティの施設です。
この記事では、実際に訪問した体験をもとに、アクセス・営業時間・見学の流れ・周辺観光プランまで徹底的にご紹介します。
アクセス・基本情報
アクセス

SPAMミュージアムがあるミネソタ州オースティンは、大都市から離れた小さな街です。公共交通機関はないため、レンタカーが必須です。拠点となる最寄り空港はミネアポリス・セントポール国際空港(MSP)です。
- 空港から: 約2時間
- 市内中心部から: 約2時間半
ミネアポリスの市街地を抜けてしまえば、あとはインターステートをまっすぐ南下するだけなので、運転のハードルはそれほど高くありません。
アメリカでのレンタカーの借り方や選び方はこちら→【レンタカー記事へのリンク】
日本からの旅行者の方へ
ミネアポリス・セントポール国際空港には日本からの直行便も就航しています。
アメリカ国内乗り継ぎの場合もハブ空港のため利用しやすく、アクセスは比較的良好です。空港でレンタカーを借りてオースティンへ向かいましょう。
駐車場について
SPAMミュージアム専用の無料駐車場 が、ミュージアム裏手に完備されています。広々としていて混雑もなく、安心して駐車できます。
営業時間・定休日
営業時間が曜日によって異なりますので、訪問前に必ず公式サイトで確認してください。
ミュージアム本館
| 曜日 | 営業時間 |
|---|---|
| 月・木・金・土曜日 | 9:00 am〜12:00 pm/13:00〜16:00 |
| 火・水・日曜日 | 休館 |

火曜日・水曜日・日曜日は休館です。訪問日にご注意ください!
ミュージアムショップ
| 曜日 | 営業時間 |
|---|---|
| 月曜日〜土曜日 | 10:00 am〜16:00 pm |
| 日曜日 | 12:00 pm〜16:00 pm |
ショップは日曜日も営業していますが、本館は日曜日休館です。日曜日に訪問する場合はショップのみの利用となりますのでご注意ください。
入場料
無料です。入場料がかからないにもかかわらず、展示のクオリティは有料施設に引けを取りません。
見学の流れ
見学はセルフガイド式で、好きな順番で自由に回れます。 所要時間の目安は1時間〜1時間半程度ですが、展示が充実しているので気づいたら時間が経っていた、ということになりがちです(笑)。
入場時の第一印象


入場した瞬間、思わず「わあ!」と声が出ました。黄色と青のSPAMカラーで統一されたインテリアがとにかく可愛くて、「本当に無料でいいの?」と思わず顔を見合わせてしまいました。正直あまり期待せずに訪れたのですが、いい意味でだいぶ裏切られました。
SPAMのキャラクターオブジェがあちこちに配置されていて、写真撮影スポットも充実しています。
子連れファミリーが多いのも納得の、明るくてポップな空間です。
SPAMの歴史展示エリア


SPAMの歴史を学べるエリアで、まず驚いたのがSPAMはもともと第二次世界大戦でのアメリカ軍の食料だったという事実です。長期保存が可能で腐りにくく、タンパク質の補給に適していたことから、兵士の携帯食として大量に供給されたのだそうです。沖縄の食文化に根付いているSPAMが、実はこういう歴史的背景を持っていたとは。展示を通じて初めて知りました。
また、SPAMのフレーバーが1〜2種類しかないと思っていたのですが、実はとても多くのフレーバーが展開されているということも、ここで初めて知りました。知っているようで知らないことだらけです。
展示はすべて英語ですが、視覚的にわかりやすい構成なので、英語が得意でなくても十分楽しめます。
世界のSPAM愛コーナー


個人的に一番印象深かったのがこのコーナーです。世界各国でのSPAMの楽しまれ方が紹介されていて、国ごとの味付けバリエーションや食文化に合わせたアレンジ料理が見ていて飽きません。
もちろん日本も登場します。SPAMおにぎりはもちろん、SPAMを使ったキャラ弁まで紹介されていました。「よくここまで調べたな」と思わず感心してしまうほどの充実ぶりです。
ギフトショップ(約20〜30分)


SPAMキャラクターグッズがてんこ盛りのギフトショップです。ミネアポリス・セントポール国際空港でもSPAMグッズは取り扱っていますが、ここミュージアムはオリジナルグッズの種類が格段に豊富です。
青と黄色のSPAMカラーに染まったグッズたちを前に、それほどSPAMファンというわけでもなかった私ですが、気づいたらSPAMの文字入り首輪をした豚さんのぬいぐるみをレジに持っていっていました。最後の最後まで悩んだ末の決断です(笑)。
💡 ポイントまとめ
- 見学順は自由。好きなエリアから回れます
- 展示は視覚的でわかりやすく、英語が得意でなくても楽しめる
- 写真撮影スポットが充実しているので、時間に余裕を持って
- ギフトショップはお土産選びに迷うので要注意(笑)
- 所要時間は1時間〜1時間半が目安
周辺情報・組み合わせプラン
SPAMミュージアムはミネソタ州オースティンという小さな街にあります。ミネアポリスを拠点に、以下のようなプランで楽しむのがおすすめです。
グリーンジャイアントとの組み合わせ(ドライブ好きな方に)


SPAMミュージアムから車で約1時間西に走ると、グリーンジャイアントスタチューパークがあります。何もない広大な荒野の中に、突然高さ約16.8mという巨大なグリーンジャイアントの像が現れる、なんとも不思議なスポットです。
小さな公園と博物館がありますが、博物館の営業日は限られているため、訪問前に必ず確認してください。 私たちは冬に訪れたところ、雪が積もって像に近づくのも一苦労な上に、博物館が定休日でがっかりした苦い経験があります(笑)。グリーンジャイアントの像との写真撮影だけでも十分インパクトがありますが、博物館も見たい方はくれぐれも営業日を確認してから向かってください。
SPAMミュージアム+グリーンジャイアント 日帰りドライブプラン例
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 午前 | ミネアポリス出発→SPAMミュージアム(約2時間) |
| 昼 | オースティン周辺で昼食 |
| 午後 | グリーンジャイアントスタチューパーク(約1時間半) |
| 夕方 | ミネアポリスへ帰路 |
ミネアポリス、セントポール観光との組み合わせ


ミネアポリス観光との組み合わせ
ミネアポリスはSPAMミュージアムへの拠点としてだけでなく、観光スポットも充実しています。旅行の長さに合わせて組み合わせてみてください。お隣のセントポールもすぐ近くなので楽しめますよ。
モール・オブ・アメリカ
アメリカ最大級のショッピングモールで、空港からライトレールで直行できます。
規模が非常に大きく、子供向けのアトラクションも充実しているので、1日では見切れないレベルです。子連れファミリーは泊まりで計画するのがおすすめです。
セントポール散策
空港からライトレールでアクセスできます。街中にピーナッツ(スヌーピーとその仲間たち)の像が散りばめられていて、探しながら歩くのが楽しいです。ただし、セントポールへ向かうにつれて治安が気になる場面もありましたので、周囲に気をつけながら観光してください。
ミネハハの滝
空港からそれほど離れていない場所にあるミネハハ公園の中にある滝です。
それほど大きくはありませんが、迫力があってとても美しい滝です。歩く距離も短いので、ちょっと時間が空いたときに立ち寄るのにぴったりです。
💡 ポイントまとめ
- グリーンジャイアントとの組み合わせは日帰りドライブとしてちょうど良い(
- グリーンジャイアントの博物館は営業日を必ず事前確認
- ミネアポリス観光は目的に合わせて組み合わせを選ぶのがおすすめ
- モール・オブ・アメリカは子連れなら泊まりで計画するのがベター
SPAMミュージアム こんな人におすすめ
SPAMミュージアムは入場無料とは思えないクオリティで、幅広い方に楽しんでいただけるスポットです。特に以下のような方にはぜひおすすめしたいです。
🥫 SPAMが好きな方 SPAMの歴史・世界各国でのSPAM愛・フレーバーの豊富さと、SPAMファンにはたまらない内容が盛りだくさんです。ギフトショップのオリジナルグッズも充実していますので、お土産選びも楽しめます。
👨👩👧👦 子連れファミリー 黄色と青のポップなインテリア、SPAMキャラクターのオブジェ、子供向けの展示コーナーと、小さなお子さんも飽きずに楽しめる工夫が随所にあります。入場無料なのも家族連れには嬉しいポイントです。ぜひ連れて行ってあげてください!
🏭 個性的な博物館・企業見学が好きな方 「まさかSPAMに博物館が!」という驚きから始まり、知っているようで知らなかったSPAMの歴史や世界との繋がりを学べる、大人の社会科見学として非常に見応えのあるスポットです。企業見学好きの方なら絶対に楽しめます。










