コカコーラと並ぶ世界的コーラブランド、ペプシ。そのペプシがどこで生まれたかご存知ですか?
発祥の地は、ノースカロライナ州の小さな街、ニューバーン。1893年に薬剤師のカレブ・ブラッドハムがこの街で考案したのが、ペプシコーラの始まりです。そしてその誕生の地が今も街角にひっそりと残っていて、誰でも訪れることができます。
ワールドオブコカコーラのテーマパーク級の華やかさとは対照的に、外観は街角の小さなショップそのもの。正直「えっ、これが?」と思いました。ところが一歩中に入ると、レトロペプシグッズが所狭しと並ぶ充実した空間が広がっていて、印象が一転しました。
さらにペプシコーラ誕生の地があるニューバーンの街自体も、温かくて可愛らしい街歩きが楽しめる素敵な場所です。
この記事では、実際に訪問した体験をもとに、アクセス・見学の流れ・コカコーラとの比較・周辺の街歩き情報まで徹底的にご紹介します。
アクセス・基本情報
ペプシコーラ誕生の地があるノースカロライナ州ニューバーンは、アメリカの中でもアクセスにひと手間かかる場所です。訪問前にしっかりルートを確認しておくことをおすすめします。

最寄り空港からのアクセス
ニューバーンの最寄り空港はCoastal Carolina Regional Airport(EWN)で、ペプシコーラ誕生の地まで車で約5分という好立地です。ただし便数が限られており、ほとんどの場合どこかのハブ空港での乗り継ぎが必要になります。
乗り継ぎの便利さや費用を考えると、以下の2つの空港を利用してレンタカーでアクセスする方法も現実的です。
| 空港 | ニューバーンまでの距離 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| Raleigh-Durham International Airport(RDU) | 約120マイル | 約2時間 |
| Wilmington International Airport(ILM) | 約85マイル | 約1時間半 |
フライトの接続状況や料金と合わせて、ご自身の出発地から最適なルートを検討してみてください。
私たちのルート(参考)
私たちはバージニア州のリッチモンド空港まで飛び、そこからレンタカーで約3時間半のドライブというルートを選択しました。往復7時間のドライブはさすがにハードで、金曜夜出発・日曜夜帰宅という弾丸旅程になりました。正直このルートはあまりおすすめできませんが(笑)、それでも行く価値があると感じたスポットです。
アメリカでのレンタカーの借り方や選び方はこちら
日本からの旅行者の方へ
日本からの場合、アメリカ国内のハブ空港での乗り継ぎとレンタカーの組み合わせが基本になります。フライトの接続状況を事前にしっかり確認してから旅程を組むことをおすすめします。
駐車場について
ペプシコーラ誕生の地には専用駐車場はありませんが、近隣に無料の公共駐車場があります。駐車場からペプシコーラ誕生の地までは徒歩10分以内です。見学後にニューバーンの街歩きも楽しめるので、駐車場に車を置いてそのまま散策するのがおすすめです。
営業時間・定休日
| 曜日 | 営業時間 |
|---|---|
| 月〜土曜日 | 10:00 am〜6:00 pm |
| 日曜日 | 12:00 pm〜4:00 pm |
年中無休で営業しています。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

入場料
無料です。ソーダショップはショップと同じ建物内に併設されており、そのまま続けて入ることができます。
ペプシコーラ誕生の地ー訪問体験記:外観で判断してはいけなかった
「えっ、これが誕生の地?」

事前にネットの写真で小さなお店だとわかってはいたものの、実際に目の前に立ってみると
「えっ、写真より小さい…本当にここ?」
と思わず疑ってしまいました。あのワールドオブコカコーラのド派手な外観を見た後だったので、あまりのギャップに一瞬立ち止まってしまったほどです。
店内に入った瞬間、印象が一転
ところが一歩中に入ると、印象がガラッと変わりました。店内は想像以上に広くて明るく、所狭しとペプシのレトロデザインのグッズが並んでいます。テンションが一気に上がりました。
ペプシの歴史展示もあり、ブランドの歩みをじっくり知ることができます。混雑はしていないものの予想以上のお客さんが訪れており、皆さん熱心にレトロペプシグッズを物色していました。

レトロコレクションが充実しすぎている
ペプシのレトログッズのラインナップが、とにかく可愛いのです。飾り物・Tシャツなどの衣類・文房具・食器類など、ありとあらゆるペプシレトログッズが揃っていて、気づいたら夢中になって見ていました。

そして私が目を奪われたのが、青いTシャツを着た黒くまのぬいぐるみ。
直前に訪れたワールドオブコカコーラで赤いパーカーを着た白くまを連れ帰っていたので、ペプシの黒くまに出会った瞬間「あ、連れて帰ろう」と即決しました(笑)。一方、夫は冷静にレトロペプシデザインのステッカーを調達していました。さすがです。

ソーダショップでペプシを味わう
ショップに続いて、隣のソーダショップへ。バーカウンター形式のとてもおしゃれでレトロな雰囲気の空間で、ペプシレトロデザインのテーブルと椅子が何組か置いてあります。
メニューはペプシコーラのほか、マウンテンデューなども選べましたが、ここはペプシ誕生の地。もちろんペプシ一択です。温かいレトロな雰囲気に包まれながら飲むペプシは、スーパーで飲む味とは何か違う気がしました。誕生の地の魔法でしょうか。

所要時間の目安と総合印象
お店自体は小さいので、ソーダショップでのドリンクタイムを含めても1時間あれば十分回り切れます。
外観だけ見ると「本当にここ?」と思ってしまいますが、レトログッズの充実度・ソーダショップのレトロな雰囲気・きめ細やかなおもてなしと、満足度は見た目をはるかに超えています。小さなお店だからこそ感じられる、ローカルショップならではの温かさがここにはあります。
💡 ポイントまとめ
- 外観は小さいが、店内は広くて見応えあり
- レトログッズは種類豊富。お土産選びに時間がかかるので要注意(笑)
- ソーダショップはペプシ誕生の地での特別な体験。ぜひ立ち寄って
- 所要時間はドリンクタイム含めて約1時間が目安
コカコーラの聖地と比べてみた
同じ「コーラの聖地」でも、ワールドオブコカコーラとペプシコーラ誕生の地は、規模も雰囲気も驚くほど異なります。両方を訪れた立場から、率直に比べてみます。
| 項目 | ワールドオブコカコーラ | ペプシコーラ誕生の地 |
|---|---|---|
| 場所 | ジョージア州アトランタ | ノースカロライナ州ニューバーン |
| 規模 | テーマパーク級 | 街角の小さなショップ |
| 入場料 | $24.95〜$27.95 | 無料 |
| 所要時間 | 2〜3時間 | 約1時間 |
| 雰囲気 | 華やか・エンタメ感たっぷり | レトロ・アットホーム |
| 混雑度 | かなり多い | 程よい人出 |
コカコーラはテーマパーク級の規模で、4Dシアターや世界各地の試飲コーナーなど、エンターテインメントとしての完成度が抜群です。世界中から観光客が集まる、まさに「コカコーラの世界観をまるごと体験できる場所」という印象でした。
一方ペプシは、街角のこぢんまりとしたショップという佇まいで、エンタメ感はコカコーラにはかないません。ただ、ローカルショップならではのきめ細やかな対応と温かいおもてなしがあり、訪れた人がゆったりと自分のペースで楽しめる空間になっています。
どちらが良いというわけではなく、それぞれのブランドの個性がそのまま聖地に表れているのが面白いところです。コカコーラが「大勢の人を引き寄せる華やかさ」なら、ペプシは「穏やかで優しい時間が流れる場所」。2つの聖地を訪れて、ブランドの見方がまた少し変わりました。

両方制覇したい方は、このワールドオブコカコーラの記事もあわせてどうぞ!
周辺情報・ニューバーンの街歩き
ペプシコーラ誕生の地を訪れたら、ぜひそのままニューバーンの街歩きも楽しんでください。訪れる前は「小さな地方都市」というイメージでしたが、実際に歩いてみると、ペプシとは別にすっかり好きな街のひとつになってしまいました。
街の雰囲気


思ったより小さな街ですが、無料の公共駐車場・ビジターセンター・充実したお土産屋さんなど、街全体で観光客をウェルカムしてくれている雰囲気が伝わってきます。押しつけがましくなく、温かくてのんびりとした空気が流れていて、街歩きにぴったりです。
ダウンタウンにはホテルもありますので、時間に余裕があれば1泊してじっくり観光するのもおすすめです。弾丸旅程だった私たちには、それが少し心残りでした。
ダウンタウンのショッピング


ペプシコーラ誕生の地を見学した後、ダウンタウンのお店を約1時間ほどぶらぶら散策しました。小さなお店が多いですが、センスの良いデザインのお店が揃っていて、ショッピングが楽しめます。
あるお土産屋さんでは、素敵なデザインのTシャツを発見。黒くまのぬいぐるみを買ったばかりなのでお土産はもう買わないつもりだったのですが…気づいたらレジに並んでいました(笑)。ニューバーンの街には、そういう「つい買ってしまう」魔力があるようです。
また、別のお土産屋さんで「もうペプシに行ってきたの?」と声をかけていただき、黒くまを見せると大笑いされて「それはよかった!」と温かく迎えてもらえました。旅先でのこういうちょっとした交流が、一番記憶に残るものですね。
💡 ポイントまとめ
- 駐車場は無料。ペプシ見学後にそのまま街歩きへ
- ダウンタウンは小さいながらセンスの良いお店が揃っている
- 時間に余裕があれば1泊してじっくり観光するのがおすすめ
- 街全体が観光客に温かく、のんびり歩くだけでも楽しめる
ペプシコーラ誕生の地は、こんな人におすすめ
ペプシコーラ誕生の地は、派手さはないものの、訪れた人の満足度がとても高いスポットです。特に以下のような方にはぜひおすすめしたいです。
🥤 ペプシが好きな方
ペプシの歴史・レトログッズ・誕生の地で飲むペプシコーラと、ペプシファンにはたまらない体験が待っています。ここでしか手に入らないグッズも充実しています。
🆚 ワールドオブコカコーラを訪れてペプシも気になった方
コカコーラの聖地を体験した後、「ペプシの聖地はどうなっているんだろう?」と気になった方にはぜひ訪れてほしいスポットです。2つを比べることで、それぞれのブランドの個性がより深く感じられます。
🎨 レトロ・アンティーク好きな方
店内のレトロペプシグッズのコレクションは、ペプシファンでなくても思わず見入ってしまうクオリティです。レトロデザインが好きな方には特におすすめです。
🚶 小さな街の街歩きが好きな方
ペプシコーラ誕生の地だけでなく、ニューバーンの街歩きもセットで楽しめます。観光客に温かく、センスの良いお店が並ぶニューバーンは、それだけでも訪れる価値のある街です。









